井戸の底の遠い音

パレスチナ支持、国際情勢批判、国家批判、社会批判、人道主義・ヒューマニズム支持、私の思考

「恥を知れ」

 

 

おそらくガザの、おそらく、元・学校?…

ともかく現在は、相当の多数のパレスチナ市民たちの避難所となっている場所…を映した動画を昨日見ました。

 

 

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校庭?ともかく広い庭には、

物資(特に水、食料をだと思います)を求めてやってきた、

大人、子供であふれ…、

しかし、皆、もちろん、この状況の中、整然として物資支給を受けられるという様子では全然なく、

目的を得られず、混乱の感情のまま、そこいらを大勢の人が歩き回っているといった印象でした。

 

 

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その中で、大柄な一人の中年男性が、向けたカメラ(その動画を撮ってるカメラ)に向かい、

苦痛、苦しみ、やりきれなさ、が混ざった怒りの表情で、

「水もない。食料もない。恥を知れ(Shame on you)!」と言っていました。

 

(英語の字幕のついた動画として私はこの動画を見たんだと思います、多分)

 

 

 

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この「恥を知れ(shame on you)!」は

イスラエルに向けられたものだろうし、西側諸国に向けられたものだろうし、その手下になっている日本に向けられたものだろうし、

いや、それらは推測に過ぎませんが、おそらくそうだろう

 

 

そうであり、

 

また、

私は、

この大柄な中年男性がカメラに向かって強い口調で言った、

苦しみとやりきれなさと怒りを滲ませた「恥を知れ(shame on you)!」は、

わたし自身に向けられたのだろうと思います。

 

むろん、彼が、私を知っているはずはない。

でも私自身に向けられたのだと思います。

 

そして、ではそれを受けて私としてはどうなのだ?というと、

「そう言われる通りでしかない」、である。

 

 

私は恥を知ります。

 

私は私自身を恥じます。

 

日本に居て、イスラエルに骨の髄まで骨がらみにされているアメリカの事実上の支配下にある日本に居て、

つまりイスラエル - アメリカ軸の、西側軸の経済の安定性の恩恵を受けて、

何の不自由もなく暮らしている私自身、

つまりは、パレスチナの人々を大虐殺する国( = イスラエル)を肯定することでみずからの100パーセントの保身のみを考えている日本、

そのもとで安穏と生きている私自身、を、恥じます。

 

 

Yes, I agree to you, I'm ashamed of myself !!